FlareTip Rocket – Gillette Razor

Gillette3本目は、Flare Tip Rocket(長いので以下FTR)である。

別記事にも書いたとおり、Fatboyが欲しくて落札したらおまけでついてきたホルダーである。家に来るまでちゃんと見ていなかったため、てっきりノーマルなSuper speedだと思っていた。調べてみるとFTRは通常のFlare Tipと異なり、ドアを閉めるとおしりの回す部分(knob)とハンドルの間に隙間(gap)ができるのが特徴のようだ。

FTRはENGLAND製なのでデートコードはなく、”MADE IN”と”PAT NO”は通常刻印されているようであるが、私の入手した個体は、”MADE IN”も”PAT NO”もなく、”Gillette”と”II”のみが刻印されている変わり種であった。

BADGER&BLADEで調べてみると、全く同じ事例は発見できず、”II”も無い、”MADE IN”だけが無いなど似たような事例しかなかった。どれも結論は出ていないので結局誰もわからないのだと思う。MR-RAZORさんもお手上げのようだ。カナダ製だ、フランス製だ、オーストラリア製だなどは定番の回答であるが、中にはMI6エージェントに配給されたGilletteだとか言い出す人もいて、面白いので、そうだと思っておくことにしている。

使用感

さて、Redtipも小さいという印象を受けたが、Flaretipはハンドルが細い分それにも増して小さく感じる。長さはほぼ同じだ。しかし小さい体にもかかわらず重さはそこそこある。

Fatboyのような高級感は無いが実物は写真よりも全然よい。

さて、剃り心地の方はというと、マイルドですとしか言いようがない。

Made in USAのFlare Tipと比べてどうなのか気になると思うので少しスペースを割くことにする。
Flare Tipには、Made in Englandのものが存在する。USAで余った部品をEnglandで組んだだけという話もあるがよくわからない。ここでは同じものという前提で話を進める。そのMade in ENGLANDのものにはAggressiveな順にローマ数字が1,2,3と割り振られて刻印されているという。

Blue Flare Tip = “I”
Flare Tip = “II”
Red Flare Tip = “III”
(※年代によってはBlue Tipは”O”、Flare Tipは”S”、Red Tipは”+”のものも存在するようだ)

これを根拠にローマ数字の刻印はアグレッシブ度や重さを示す数字だと言う人もいる。

私のFTRにも”II”の刻印が入っており、これをアグレッシブ度と解釈すれば、Flare Tipと同等のアグレッシブさと言うことになる。

機会があればFlare Tipと比べてみたいが違うとも同じとも言い切れる自信はまったくない。

脱線しすぎて何を書いていたのかよくわからなくなってしまったが、剃り心地の感想に戻ると、ひげを剃っている感が非常に強くでるホルダーである。この感覚をなんと呼ぶのかはわからないが、対極の言葉はスムースである。要は全くスムースでは無いのである。まるで一週間使った「なまくら」ブレードを使っているような、髭とブレードの接触がダイレクトに伝わってくるような感覚がある。こういうのが好きな人は好きなんだと思うが、私はどちらかというと全く剃れていないようで実は剃れているようなタイプのほうが好きなので合わないなぁと思いながらも使いつづけている。最初はブレードのせいかと思ったがPolsilverを長くても3日で変えているのでこれはこのホルダーの特徴だと思う。

とはいえ、なんだかんだ言いながらも慣れればきちんと剃れる。だた深剃りは苦手で私の場合は顎の下に剃り残しが出やすい。

私にとってシェービングは一種の趣味なのでツルツルに剃ってなんぼ、BBSバンザイ!みたいなところがあるので若干不満なのだが、発売当時使っていただろう一般の人は肌を切る心配なくある程度剃れると言うのが都合良かったのであろう。実際、これで出血するイメージは全く湧かない。

よく考えると私も現行の多枚刃を使っていたときはツルツルにしようなどとはつゆにも思っていなかった。なんなら洗顔ついでに順剃りでだけでちゃっちゃと終わらせていたような気もする。「気軽に剃れる」「出血しない」>>>>>「BBS」 が普通の人の思考である。

発売当初求められていたものと、現代わざわざこれを手にする層が求めるものに乖離があり、それが原因でネガティブな評価がされているのだとすると不憫なホルダーであると思う。

個人的にはなんとかお気に入りにしたいというポジティブな気持ちで望んでいるのであるがこの気持にはまだ彼は答えてくれない。まだまだ片思いである。

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