再訪したくなる飲食店について

常々不思議に思っていたことがあります。

美味しいし、安いし、接客もよい

にも関わらず一度行った後忘れてしまう飲食店と

まぁ美味しいけど、高めで、接客はまぁまぁ

にも関わらず何度も訪問したくなる飲食店と

何が違うんだろうと。

自分自身の経験から言うと、「記憶」に残る。

に尽きると思います。

味、接客、雰囲気は最低限の「記憶」でしょう。

では、「記憶」とはなんなのでしょうか?

味なら美味しかった。

接客なら感じが良かった。

雰囲気なら居心地がよかったでしょう。

それらを満たす飲食店は多数あります。

では

もう一度行ってみたいかどうかに関する「記憶」とは何なのでしょうか?

私は次への期待の「記憶」だと思います。

  • 次はあのメニューを食べてみたいなと思った「記憶」、
  • 次はどのようなワインを出してくれるんだろうという期待を持った「記憶」、
  • ここで結婚記念日をしたら妻は喜ぶのではないかと感じた「記憶」、
  • 夏の日にここでビールでも飲みながらゆっくりできるとリラックスできるのではないかと想像した「記憶」

顧客に次回訪問時のストーリーを描かせるような期待をもたせることが重要ではないでしょうか?

そう考えると工夫の余地はいくらでもありそうです。

  • 季節限定のメニューを定期的に用意する
  • ボジョレー解禁日には各種ヌーヴォーの他、高品質のボジョレーを用意して読み比べできるイベントを準備する
  • 開発中のメニューを試食として提供する
  • コース料理に合わせて特徴のあるハウスワインを用意する
  • 年代別や土地別などストーリーを持ったワインを用意する
  • 夏には普段用意しない世界各地のビールなどを用意する

これは単一の食材を提供する飲食店にも言えることです。

例えば鰻屋。

100年前から変わらぬ味、それを求めて常連はやってきます。

そこで出てくる飲み物が季節ごとに工夫されたものだったら、提供されるうなぎの産地や季節によってサイドメニューが一工夫されていたら。

私はそんなワクワクさせてくれる店を贔屓にしたいなと思います。

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